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企業特集

インテュイティブサージカル合同会社

INTUITIVE SORGICAL

手術支援ロボット「ダビンチ」で医療の未来を切りひらく

インテュイティブサージカル合同会社は、手術支援ロボットシステムであるダビンチサージカルシステム(da Vinci Surgical System)を製造・販売する米国企業Intuitive Surgical Inc. の日本法人です。 ダビンチによる手術は、従来の切開手術と比較して傷口が小さく、出血量や合併症リスクを抑えることができ、早期の退院が可能になるなど、患者への負担を軽くすることが可能です。
同社で働くことは、手術支援ロボットによる医療そのものを、自分たちの手で普及させていけるという醍醐味があります。

更新日:2018年2月6日

本社
東京都
設立年
2010年
従業員数
157名(2018年1月現在)

企業の特徴

64カ国・300万人の手術に活用

ダビンチは、患者の負担が少ない低侵襲外科手術をサポートする手術支援ロボットとして、既に64カ国で稼働。手術を受けた患者数は300万人にのぼります。
高性能マイクロカメラを搭載し、インストゥルメント(鉗子など)を取り付けることのできるアームを備える手術装置「ペイシェントカート」、鮮明な術野を可能にする画像装置「ビジョンカート」、ドクターがペイシェントカートを操作するための装置「サージョンコンソール」の3つでダビンチは構成されています。

ダビンチを用いた手術の様子

ダビンチを用いることで、鮮明な3D映像で術野をとらえることができ、人間の手指よりも可動域が広く細かい動きを行えるインストゥルメント(鉗子など)を使った緻密な作業が可能に。患者の身体に数センチの穴を開けるだけで手術が行うことができます。
また、ダビンチの持つ手ぶれを補正する機能や、突発的な動きを制御する機能により、手術を行うドクターの肉体的・精神的な負担も軽減することが可能です。

患者のQOLの維持・向上を可能に

低侵襲外科手術は患者にとって、術中の出血量が少ない・術後の痛みが軽い・回復も早いといった様々な利点があります。また、例えば前立腺摘出手術であれば術後の尿失禁や男性機能低下を抑えられるなど、合併症のリスクを避け、QOL(生活の質)を維持・向上することが可能になります。

日本におけるマーケットの将来性

ダビンチは、2009年11月の薬事承認を受けて日本での販売を開始した後、現在では前立腺がんの全摘除術や、腎臓の部分切除術に対する保険適用が認められています。2018年4月には、消化器や呼吸器、子宮などの症例に関連する12の術式が、新たに保険適用となる予定で、日本におけるマーケットの飛躍的な拡大が見込まれています。
最新モデルのda Vinci Xi(第4世代)
交換可能なインストゥルメントは約40種

担当コンサルタントから見る企業

自分で市場をつくる醍醐味

有力な競合製品がない現在、ダビンチは手術支援ロボットの代名詞として語られています。一方で、それは手術支援ロボットの分野の評価が、インテュイティブサージカル社の動きに大きく左右されることを意味しています。将来性ある手術支援ロボットの市場を自分の手で切りひらいていくという、強い責任感と気概が求められる非常にやりがいのある仕事です。
また、ダビンチには、これまでに築きあげられた多くの症例実績と医療機関とのリレーションがあります。これらは、今後も同社がリーディングカンパニーであり続けるための大きな武器となるでしょう。

自立心と行動力を備えた人が活躍できる

日本におけるダビンチの設置台数は、米国に次いで世界第2位。日本市場は同社におけるアジアの要として位置づけられています。
とはいえ、日本のマーケットの拡大はまだまだこれから。ダビンチをいかに普及させるかは社員一人ひとりにかかっています。自ら何をすべきか考え、それを率先して実行する「自分で頭も手足も動かせる人材」が同社では求められています。
もちろん、上司やメンバーに気軽に相談できる職場環境は整っていますし、部門を越えたコミュニケーションやサポートも活発。それぞれが個々に活躍しつつ、会社一丸となって手術支援ロボットの市場を大きくしていくチームとしての一体感も味わうことができるでしょう。

社員インタビュー

ドクターと共に、手術支援ロボットを広めていく

クリニカルセールスレップ・田中 真夕美さん

生命保険会社勤務の後、外資系大手医療機器メーカーへ転職。医療機器営業として血管内治療用のステントやバルーンを担当。12年間勤続の後、2014年11月、インテュイティブサージカルへ入社。

新しい製品を世に出す仕事をしたくて入社を決意

前職で新型のステントの上市を経験したのですが、そのときに感じた「新しい製品を世に出すワクワク感」をもっと大きなスケールで体験したい…というのが入社の理由です。
現在ダビンチは国内では唯一の手術支援ロボット。これまでの医療現場になかった製品を広めていくパイオニアとなり、市場を拡大していくという醍醐味を日々感じています。それと同時に、会社を代表してマーケット全体を引っ張っていく存在でいなければという大きな責任を背負う仕事だとも思っています。

ダビンチを使った手術の症例数を伸ばすことがミッション

セールスという職種ですが、ミッションは売上を伸ばすことだけではありません。導入済みの病院と連携し、ダビンチを使った手術の症例数を伸ばしていくことが、もっとも重要なミッションの一つです。ですから業務内容は、ダビンチの操作方法をドクターに教えたり、手術の進め方をドクターと一緒に検討したり、院内でダビンチを活用していく上でのルールやフローを整備したり…と、営業活動だけにとどまりません。期待されている役割は、例えるなら、ドクターの右腕になる感じですね。

院内ルールの策定や委員会立ち上げのお手伝いも

今後保険適用される症例が増えるに伴い、診療科をまたいで複数のドクターがダビンチを使用する状況が多くなると予想されます。営業活動に加えて、ダビンチに関する院内ルールを一緒に策定したり、他の診療科への導入に備えて院内にロボット委員会を立ち上げる提案をしたりします。1台しかダビンチを導入していない病院施設が多い中で、効率的にダビンチを使えるように院内の交通整理をすることも、私たちの仕事の一つです。

手術の進め方に関しては、ダビンチの特性をふまえた上で的確なアドバイスができなければいけません。ドクターから、患者様の体位決めに対する意見を求められることも。ドクターと一緒に新しい手技を作っていけるのは、この仕事ならではの面白さです。

部門を越えたサポート体制がある安心感

手術を行う上で突然機械の不具合が発生した場合、ドクターにとって頼れるのは私だけ。どんな状況でも冷静に、不具合の状況を判断して動けるようにしておかなければいけません。営業でも対応できる不具合なのか、技術的な対応が必要なのか…例えば、鉗子が正しくセットされていないといった軽微な不具合の場合は、モニターに表示されるエラー内容を見ながら自分自身で対応することができます。
もちろん、技術的な対応が必要な場合のサポート体制も整っています。ダビンチの稼働状況は、導入先の病院施設を担当するサービスエンジニアたちにも共有されています。万が一、自分では対応できない不具合が発生した場合でも、担当のエンジニアと連携し、迅速に対応することができます。

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営業マンからドクターのパートナーへ

クリニカルセールスレップ・梅澤 毅さん

ハウスメーカー勤務の後、外資系大手医療機器メーカーへ転職。医療機器営業として脳神経外科を担当。2014年11月、インテュイティブサージカルへ入社。

売上ではなく症例数の向上がミッション

他にはない、患者様やドクターに価値を感じてもらえる製品を扱いたくて、インテュイティブサージカルに転職しました。この仕事は売上ではなく症例数をいかに増やすか、コンサルティング営業を行うことが大切なミッションの1つです。
「外科医、患者様、そしてその家族の方々のために、手術をより効果的に、より低侵襲に、より容易にする」というのが当社の理念。我々クリニカルセールスも、ダビンチの導入や症例を増やすだけでなく「患者様のため、ドクターのため」という純粋な想いで日々の業務に取り組んでいます。

ドクターからパートナーとして見られる喜び

前職と比べ、インテュイティブサージカルで仕事をしていて良いと思うのは、マンネリ感がないこと、あとはドクターと自分の関係性の違いですね。前職ではドクターからしばらく「●●社さん」と社名で呼ばれていたのですが、ここではすぐに「梅澤さん」と名前で呼ばれるようになりました。新製品が出たときはドクターから直接問合せが来るなど、営業マンではなくパートナーとして見ていただいていることを日々実感しています。

3ヶ月間の手厚い教育研修

入社時に3ヶ月間の研修があります。ダビンチに関する製品知識(操作方法やパーツの種類、エラーの対処法など)や、手術を行う上で必要な解剖学などに関する研修です。加えて、ダビンチの適用症例が拡大したり、製品がバージョンアップしたりした際にも、都度研修が実施されます。
様々な診療科の手術の方法や新しい製品知識など、学ぶことは多いですが、それだけ多くの知識を習得しているので、トラブルにも自信を持って対応できます。ちなみに、研修期間中も待遇は変わりません。

フランクかつスピーディ

社風はフランクですね。意志決定のスピードも速いです。お互いは役職ではなく「さん」付けで呼び合いますし、社長と直接意見交換を行う機会も多いです。
メンバーは、自立心の強い人が多いかな。ルールや仕組みにとらわれず、自分たちが考えて行動する場面が多いので、正直指示待ちの人は向かないと思います。自分で考えて手を動かせる人、自分でマーケットを作りたいという想いを持つ人にピッタリの職場だと思います。

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企業の基本情報

インテュイティブサージカル合同会社

医療機器の製造・販売を行うインテュイティブ・サージカル(Intuitive Surgical, Inc.)【NASDAQ:ISRG】の日本法人。ロボット支援低侵襲外科手術技術の分野におけるリーディングカンパニー。

本社
東京都
設立年
2010年
従業員数
157名(2018年1月現在)

売上高の推移(Intuitive Surgical, Inc.全体として)

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