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医療機器メーカーランキング
【売上高・年収】-2016年度版-

高齢化の進展や低侵襲治療へのニーズの高まりなどを背景に市場拡大が続く医療機器業界。国内の主な医療機器メーカー24社を、売上高と平均年収でランキングしました。

医療機器メーカー 売上高ランキング

順位 社名 売上高(億円) 前年比(%)
1 オリンパス 消化器内視鏡で世界トップシェア(70%超)。腹腔鏡手術など外科領域にも製品領域を拡大。 7,481億円 ▲7%
2 テルモ カテーテルやステントなど心臓血管領域に強み。2016年、心不全治療用の骨格筋芽細胞シート「ハートシート」を発売。 5,142億円 ▲2.1%
3 ニプロ 透析関連や補助人工心臓・人工心肺が柱。後発医薬品を中心に医薬品も手がける。 3,597億円 ▲1.9%
4 シスメックス 検体検査用機器・試薬大手。ヘマトロジー・血液凝固・尿の3分野で世界トップシェア。 2,499億円 ▲1.1%
5 日本光電工業 医療用電子機器大手。生体計測機器・生体情報モニタ・AEDなどが主力。遠隔医療支援システムなど在宅向け製品も展開。 1,663億円 0.5%
6 フクダ電子 医療用電子機器大手。ペースメーカーや在宅医療機器レンタルが好調。在宅分野や海外事業の強化に向けオムロンヘルスケアと提携。 1,217億円 3.9%
7 オムロン(ヘルスケア事業) ヘルスケア事業の柱は血圧計。家庭用血圧計の世界シェア50%。ネプライザーも手がける。全体の連結売上高は7492億円。 1,013億円 ▲6.3%
8 島津製作所(医用機器事業) 分析・計測機器大手。医療機器ではX線TVシステムや血管撮影システムなど画像診断機器を展開。全体の連結売上高は3425億円。 644億円 ▲0.3%
9 JMS ディスポーザブル機器が柱。輸液・輸血用回路や透析に強み。人工心肺装置やペースメーカーも。 556億円 ▲3.6%
10 日機装(医療部門) 医療部門の主力は人工腎臓などの透析関連。人工膵臓など新規領域の製品を育成中。全体の連結売上高は1329億円。 549億円
11 トプコン(アイケア事業) 眼科用機器に特化。眼圧計や眼底カメラ、治療用レーザーなどを展開。全体の連結売上高は1284億円。 431億円 ▲1.6%
12 朝日インテック カテーテルが主力。循環器向けを中心に、末梢血管・腹部血管・脳血管の各領域にも製品展開。ガイドワイヤーは世界有数のシェア。 395億円 11.9%
13 日本ライフライン 心血管領域に強み。自社製品に人工血管やステントグラフトなど。代理店機能も持ち、ペースメーカーなどを輸入・販売。 372億円 21.7%
14 ホギメディカル キット製品や不織布製品など、ディスポーザル機器が主力。キット製品の受発注システム「オペラマスター」の拡大に注力。 369億円 0.8%
15 ナカニシ 歯科医療機器で世界トップクラスのシェア。エアータービンなどが主力。売上高の75%以上が海外。 318億円 ▲0.1%
16 川澄化学工業 ダイアライザーや血液回路など透析機器に強み。バッグやフィルター、ステントなど血液・血管分野も。 247億円 ▲12.1%
17 川本産業 ガーゼや脱脂綿などの衛生材料が中心。2016年12月、医療用ガスなどを手がけるエア・ウォーターの子会社に。 230億円 ▲14.1%
18 松風 歯科用材料・機器大手。人工歯や研削材などが主力。プロ向けネイル事業も展開。 223億円 ▲2.9%
19 リオン 補聴器が主力。専門店を持っており、販売網も強い。耳科関係の検査機器も。騒音・微粒子計測器で環境分野でも事業展開。 192億円 1.8%
20 メディキット 透析用留置針が柱。造影・治療用のカテーテルにも強み。主に輸液の投与に使われる静脈留置針の売り上げも拡大。 169億円 7.2%
21 マニー 縫合針やナイフなどの外科治療機器と、歯科治療機器の2本柱。15年にドイツの歯科用材料メーカーを買収し、売り上げが大幅増。 166億円 19.7%
22 クリエートメディック シリコン製カテーテルが主力。泌尿器・消化器を中心に外科や血管でも製品展開。 100億円 3.7%
23 テクノメディカ 受付から検査前の準備作業を自動化する採血管準備装置を開発。同装置と採血管などの消耗品が柱。 85億円 6.4%
24 大研医器 院内感染防止関連や麻酔関連の製品が中心。主力は真空吸入器。輸液ポンプなどの注入器や、無菌水製造装置も展開。 84億円 1.7%

2016年4月の診療報酬改定に伴う公定価格の引き下げや円高が影響し、半数以上のメーカーが前年から売り上げを減らしました。

トップとなったのは売上高7481億円(前年比7.0%減)のオリンパス。円高の影響で減収となったものの、主力の内視鏡は好調で、為替の影響を除くと2%の増収でした。2位は5142億円(2.1%減)のテルモ。心臓血管領域の製品が海外で好調でしたが、円高が響きました。3597億円(1.9%減)で3位となったニプロも改定や円高の影響で減収となりました。

売り上げを大きく伸ばしたのは、12位の朝日インテック(395億円、11.9%増)や13位の日本ライフライン(372億円、21.7%増)、21位のマニー(166億円、19.7%増)など。朝日インテックは主力のガイドワイヤーやカテーテルが好調。日本ライフラインは心房細動治療機器やステントグラフトなどが伸び、マニーは眼科ナイフなど外科手術器具の売り上げが大きく増えました。

医療機器メーカー 年収ランキング

順位 社名 16年度年収(万円) 前年比(%) 平均年齢(歳)
1 オリンパス 884.4万円 1.6% 41.6歳
2 日本ライフライン 869.4万円 4.2% 38.9歳
3 日本光電工業 866.6万円 ▲0.3% 41.4歳
4 島津製作所 811.5万円 2.2% 42.6歳
5 オムロン 794.0万円 ▲3.7% 43.8歳
6 シスメックス 785.3万円 0.1% 40.5歳
7 松風 752.2万円 ▲1.8% 42.9歳
8 フクダ電子 750.5万円 0.9% 44.4歳
9 トプコン 745.5万円 ▲5.6% 44.0歳
10 テルモ 740.9万円 1.9% 41.5歳
11 リオン 721.5万円 1.6% 40.8歳
12 日機装 653.0万円 ▲4.0% 41.7歳
13 朝日インテック 642.5万円 ▲1.0% 36.9歳
14 メディキット 589.4万円 3.1% 38.5歳
15 ナカニシ 586.6万円 ▲2.2% 39.3歳
16 ホギメディカル 580.2万円 ▲0.1% 40.3歳
17 テクノメディカ 578.1万円 ▲4.1% 38.2歳
18 大研医器 576.8万円 ▲2.4% 39.2歳
19 ニプロ 570.7万円 5.8% 37.9歳
20 クリエートメディック 567.3万円 4.5% 42.9歳
21 マニー 565.1万円 5.7% 40.9歳
22 JMS 470.8万円 0.2% 40.2歳
23 川澄化学工業 457.3万円 ▲0.0% 39.5歳
24 川本産業 447.6万円 1.6% 38.4歳

平均年収ランキングでトップとなったのは、売上高でも首位のオリンパス。16年度の平均年収は884.4万円(平均年齢41.6歳)で、前年から1.6%増えました。2位の日本ライフラインは869.4万円(4.2%増、38.9歳)で、3位は866.6万円(0.3%減、41.4歳)の日本光電工業。4位の島津製作所までが800万円を超えました。

主な製品が「診断機器」か「治療機器」か「衛生材料」かで見てみると、平均年収の上位は診断機器メーカーがほぼ独占。治療機器メーカーがこれに続き、衛生材料メーカーはさらに低い水準となっています。

24社の平均は667.0万円(40.7歳)で、前年比0.2%増とほぼ横ばい。半数近い11社が年収を減らしました。

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